1つのソリューションですべての外科ニーズに対応
Maquet Magnus 手術台システムは、患者と手術チームに最適なサポートを提供するために、体系的な改善を続けた結果生まれた優れたシステムです。Maquet Magnus が提供するユニークなX線環境は、術野への明瞭なアクセスを保証します。
- 高い柔軟性と安定性
- 優れたモジュール性
- 人間工学的に優れた作業環境
- 革新的な搬送コンセプト
- 使いやすいコントロールユニット
Maquet Magnus 手術台システムの使用法
Maquet Magnus は、最大80° の前後傾斜角と最大45° の左右傾斜角の組み合わせで、ポジショニングの可能性を高めます。埋込型コラムの 535〜1235 mm の昇降範囲に加えて、人間工学的に優れた手術台を実現しました。
Maquet Magnus は安定性の面においても水準を高めています。コラムの形式により、最大患者体重280kgから380kg に対応します。
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高い柔軟性と安定性
Maquet Magnus のコラムは、様々なポジションと術野への最適なアクセスを可能にします。傾斜サドル技術により、縦方向最大80°、横方向最大45° の傾斜を組み合わせることができます。これにより、横方向の安定した傾斜を確保し、最適なX線透視の状態と、術野に対応した作業半径への自由なアクセスを提供します。
優れたモジュール性
Maquet Magnus に用意された多様なモジュールは、あらゆる種類の手術処置に合わせて簡単にセットアップできます。Maquet Magnus の大きな作業半径は、患者がほぼ「浮いている」状態を生み出し、最適なX線透視を可能にし、全方向から術野への自由なアクセスを実現します。
人間工学的に優れた作業環境
広い範囲の高さ調整が可能な Maquet Magnus は、長時間の手術で立ったまま、あるいは座ったままで楽に作業を行うことができます。
革新的な搬送コンセプト
バッテリーを装備した搬送装置として、予め誘導エリアで患者のポジショニングを行ってから、手術室へと直接搬送できます。
使いやすいコントロールユニット
ディスプレイとわかりやすいアイコンキーを備えたハンドコントローラは、操作が容易です。最大10個の患者ポジションを内臓プログラムメモリに保存し、必要に応じて呼び出すことができます。様々な言語に対応するディスプレイは、有用なステータス情報や動作の不具合を表示します。バックライトを備えたキーパネルは、暗い手術室でも快適で安全な操作を可能にします。
体位を変える必要のないシームレスな搬送
Maquet Magnus は、新しい搬送システムPILOTの一部です。患者中心の搬送システムは、術中のどのタイミングであっても、全身の血管造影検査(アンギオ)、CT、MRIなどの画像診断を行うことを可能にします。患者の体位を変えることなく、病院内や画像診断装置間をシームレスに搬送可能です。
カーボンファイバーテーブルトップ
Maquet Magnus には、万能テーブルトップに加え、カーボンファイバーテーブルトップが用意されています。画像に影響を与える金属部品を使用しない放射線透過性のカーボンファイバー複合材料製手術台は、360 ° のイメージングを可能にします。縦方向最大 2150 mm の放射線透過性の範囲(長さ 300 mm の放射線透過性ヘッドレストを含む)を確保できるモデルも用意されています。横方向・縦方向の電動調節機能で、血管造影のためにCアームを変更することなく、イメージインテンシファイアで患者の身体構造をモニターできます。Maquet Magnus のカーボンファイバーテーブルトップは、ハイブリッド手術室に理想的です。X線装置と Maquet Magnus の同期した動きにより、アイソセンターが保持され、X線撮影の結果が向上します。
柔軟なポジショニングを実現する Maquet Magnus
Maquet Magnus は、あらゆる外科的処置に適しています。広範囲に高さを調節できる手術台で、外科医が快適に作業できるようにします。特にトレンデレンブルグや横方向チルトの広い調節範囲で、患者のポジショニングを最適化します。
独自のポジショニングコンセプト
誘導エリアのテーブルトップ上で患者のポジショニングを行うことができます。バッテリーを装備したMaquet Magnusトランスポータにより、 患者をテーブルトップ上で手術体位にした状態で、誘導エリアから手術室へと直接搬送できます。
砕石位用カーボンファイバープレート
砕石位用カーボンファイバープレートは、Maquet Magnusの使用範囲を拡張し、砕石位での低侵襲手術 (MIS) への対応を可能にします。X線撮影可能な範囲が広い砕石位用プレートは、骨盤から肝臓に至る腹部全体の視認性を向上します。
術中の視認性の向上は、婦人科、泌尿器科、腫瘍科の手技を行った患者の予後の改善につながります。術中の骨盤領域へのアクセスを容易にするカットアウトエリアは、手術スタッフの人間工学的ポジショニングを改善します。ゲティンゲの既存アクセサリは、砕石位用プレートにも対応します。
ハイブリッド手術室におけるインターベンション
Maquet Magnusのカーボンファイバーテーブルトップは、血管内手術や心臓血管手術のみならずインターベンショナルラジオロジー、整形外科および外傷学患者のインターベンションを支援します。360° の放射線透過性を提供するテーブルトップが最適なX線アクセスが実現します。神経外科、整形外科、外傷外科の診断に必要な要件にも対応し、診療科を超えて使用できます。一般的なイメージングパートナーに対応するインターフェースが、イメージング機器との完全な同期を実現します。
Maquet Magnus の患者のポジショニング
機能性と快適性の最適な組み合わせで、あらゆる外科手術に対応
Maquet Magnus 手術台システムのモジュラーデザインは、あらゆる手術のニーズに応えます。機能、アクセサリ、幅広いポジショニングオプションによる高い柔軟性は、マイクロサージャリーや複雑な手術をより柔軟性の高いものにします。完璧な高さ調節、正確で制御されたテーブルの動き、縦方向傾斜・横方向チルト機能、大きな作業半径は、手術中に最高の快適性とアクセスを提供します。
最大の尾側作業半径が得られる仰臥位
腹腔鏡下および従来の胆嚢摘出術:術野への最適なアクセス
頭側を最大 80°下げ、同時に最大 45°横転
肥満手術など、最適化された重力による体位
頸部を露出させた甲状腺手術
Cアームが適切な位置にアクセスできる伏臥位での脊椎手術
ビーチチェア体位での肩の手術
牽引装置を用いた低侵襲人工股関節全置換術
カタログ
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TAB_JP202009_MAGNUS_OR0519.pdf
教育動画と事例紹介で知識を向上
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