安全で効率的、かつcGMPに準拠した終末滅菌プロセス。
- 柔軟なプロセス設計
- 効果的なプロセス制御
- 効率的なスループット
- 自動ローディングシステム
熱水循環式滅菌器は、短いサイクル時間で製品を無菌化しながら、部品や製品、包装の完全性や形状を損なうことのない穏やかさが特長です。
幅広い滅菌サイクルがさまざまな用途に対応します。熱水循環式滅菌器は、水を滅菌媒体として使用し大容量ポンプで再循環させます。
バイオ医薬品製造施設における大量の製品を処理するハイスループットを実現するように設計されています。
ゲティンゲの終末滅菌用自動ロードハンドリングソリューションの詳細については、動画をご覧ください。
関連製品
柔軟なプロセス設計
医薬品や包装の保護には、プログラムとプロセスパラメータが重要な役割を果たします。GEC熱水循環式滅菌器は、お客様の製品固有の要件を満たす様々な滅菌サイクルのラインアップが用意されています。ゲティンゲはお客様と一緒になって適切な処理条件を定義することで、最適な滅菌結果を実現するようサポートします。また、必要に応じて検討段階のテストにも対応します。
自動ローディングシステム
生産量の多い現場では、滅菌機への製品搬入および搬出は、製品輸送上の課題です。生産性を維持するために頻繁に重量のある製品を移動しなければなりません。手作業による操作では、バリデートされたプロセスに従って制御することは困難です。ゲティンゲは、自動化され、人間工学に基づいた製品のローデグソリューションを実現し、お客様をサポートします。コンベアシステムおよびロボットによるローディングは、スループットとプロセス制御を向上させるために不可欠な役割を担っています
効率的なスループット
ガラスやプラスチック容器に入った大量の液体を迅速に処理する必要がある生産環境ではスループットが求められます。大容量ポンプと閉ループ水システムを組み合わせたGEC熱水循環式滅菌器は、急速な加熱/冷却と短かいサイクル時間を実現しています。
0.43 m3から16.2 m3 の標準的なチャンバーサイズが用意されたGEC熱水循環式滅菌器は、生産性に対するさまざまなニーズに応えます。ゲティンゲは、お客様固有の生産/プロセス要件を満たすため、サイズと構成のカスタマイズにも対応します。
効果的なプロセス制御
適切な圧力と均等な温度分布は、容器の変形や損傷を防ぎながらプロセスの効率を高めるカギです。温度と圧力は、滅菌する液体、充填量、容器の材質、クロージャのタイプによって決まります。
滅菌中にチャンバー上部の穴開きトレイから流れ落ちる熱水が、非滅菌物に均一な温度を作り出し維持します。温度と圧力を独立して制御し、被滅菌物の温度変化に正確にリンクした圧力に調整することで、最適なプロセス条件を実現します。
ラック設計が効率をサポート
ラックと棚のデザインは、プロセスの効率と製品保護において極めて重要です。破損や変形を防ぐために、製品をサポートしながら、滅菌媒体を適切かつ均一なフローにしなければなりません。ゲティンゲは、多種多様なシェルフシステムでお客様をサポートし、お客様の特定のプロセスニーズに対応できる製品を設計するため、テストおよびプロトタイピングサービスを提供しています。
プロセス最適化サポート
最適な滅菌プロセスを確保
私たちは、お客様のプロセスニーズに対応できる最適な滅菌サイクルの開発をサポートします。ゲティンゲは、スウェーデン工場にあるテストラボで、特別に開発されたテスト機を用いて幅広い滅菌サイクルを設定することができ、運転パラメーターを最適化することを可能にします。特別に設計された滅菌器は、広範囲の滅菌サイクルのプログラミングを可能にし、プロセスパラメータを最適化するための完全な制御を実現できます。