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Flixene 人工血管

ePTFE人工血管

Flixene 人工血管は、耐久性のある血管アクセスの選択肢を提供します。

 

販売名:フレキシンPTFEグラフト
一般的名称:非中心循環系人工血管
製造販売承認番号:22900BZX00348000

Durable vascular access with Flixene vascular grafts.
Flixene vascular graft is designed to deliever premium performance for dialysis access.

Flixene 人工血管

血管バイパスとAVアクセスグラフトの両方の用途で使用できるように、3層ePTFE設計を採用しています。この3層構造により、Flixene 人工血管は従来の2層ePTFE 人工血管と比べ大幅に強度が向上しています。様々な患者のニーズに対応するため、Flixene 人工血管は以下を含む様々な構成が用意されています。

選べる構成

ストレート:

ゲティンゲは、幅広いタイプのストレート人工血管を提供しています。  ストレートグラフトは、バイパスを必要とし、血管径が近位吻合部から遠位吻合部まで一定であるような用途でよく使用されます。この構成は、グラデュエイテッドウォールとスタンダードウォールの両方の壁厚が用意されています。

テーパー:

血流動態を変化させる必要がある臨床使用や、径の異なる血管をバイパスする際に使用するテーパー型グラフトも用意しています。[1] 

グラデュエイテッド・ウォール(GW):

スタンダード・ウォールと比べ、グラフト端がより薄くなるように設計されています。Flixene GW グラフトは、グラフトの近位セグメントと遠位8 cmセグメントの肉厚が薄くなっています。ゲティンゲのエンジニアは、穿刺に耐える十分な強度を確保しながら、これを実現しました。[1]

スタンダードウォール(SW):

ゲティンゲは、標準的な壁厚のグラフトもフルラインで提供しています。

Flixene は、透析アクセスに対する臨床的要求を満たすよう設計されています。[1]

臨床データでは、Flixene は24〜72時間以内に安全にカニューレを挿入できることが実証されており、患者は数週間ではなく数日で透析を開始できます。[2]

Flixeneは、トンネリングシステム スライダーGDSを装備しています。 スライダーGDSを使用することで、外傷、トンネル出血、グラフトの発汗、浮腫、手術中の感染症などを軽減できる可能性があります。[3]

外層ポロシティ:60 μm(平均)
内層ポロシティ:20 μm(平均)[1] 

トンネリングシステム スライダーGDS

トンネリングシステム スライダーGDS は、グラフトの迅速な取り付けと挿入を可能にします。スライダー GDS は、どのような小径人工血管でも皮下組織を通して容易に引くことを可能にします。薄型の保護スリーブ付きロープロファイルトンネラーチップは、外傷を最小限に抑え、細いグラフトトンネルを作り、グラフトの事前湿潤を最小限に抑えます。スライダーGDS は、挿入前のグラフトが汚染されるリスクを最小限に抑えるように設計されたダブルシースシステムを備えています。

Flexine 人工血管

形状 内径 有効長 cm GDS 壁厚 カタログ番号
ストレート 6 mm 10 cm なし SW*1 25053
ストレート 6 mm 30 cm あり(片側) GW*2 25125
ストレート 6 mm 40 cm あり(片側) GW*2 25061
ストレート 6 mm 50 cm あり(片側) GW*2 25058
ショートテーパー 4-6 mm 45 cm あり(両側) GWT-GW*3 25137

*1 グラフト全長:壁厚1.1mm
*2 グラフト中央部:壁厚1.1mm、グラフト両端~6cm:壁厚0.8mm
*3 グラフト中央部:壁厚1.1mm、グラフトテーパー部先端~8cm:壁厚0.8mm、グラフト均位端~6cm:壁厚0.8mm

 

教育動画と事例紹介で知識を向上

  1. 1. 社内データ

  2. 2. Schild AF, Schuman ES, Noicely K, et al. Early cannulation prosthetic graft (Flixene) for arteriovenous access. J Vasc Access. 2011 Jul-Sep;12(3):248-52.

  3. 3. Schild AF, Baltodano NM, Alfieri K, Livingstone J, Raines JK. New Graft for Low Friction Tunneling in Vascular Access Surgery. J Vasc Access. 2004 Jan-Mar;5(1):19-24.