本物の小さなバイオリアクター
- 簡単なセットアップと操作
- わずかなスペースで設置可能
- 少量の培地で培養可能
- 短時間でより多くのデータを取得
Applikon MiniBioは、ラボでの少量操作に最適なデバイスです。時間とスペースを節約しながら、スケーラブルな結果が得られる多くのデータを生み出します。ゲティンゲの高効率細胞分離デバイスであるBioSepと組み合わせることで、バッチ式または流加培養式のバイオリアクターを小規模な連続バイオプロセシングシステムに変換することができます。
このバイオリアクターの設定可能なヘッドプレートには、ルアーコネクターが装備され、複数の添加、センサーや継手のためのフリースペースを確保しています。そしてすぐに使用できるチューブアセンブリーにより、クイックスタートが可能です。
微生物および細胞の少量培養
少ないものが多くのものを導くことがあります。
Applikon MiniBioは、通常のラボスケールバイオリアクターよりも培地や作業スペースが少なくて済みます。そのため、一度に複数の並行実験を容易に行うことができ、効率的なスケールアップを可能にするデータを短期間で多く取得できます。
MiniBioがどのようにしてバイオプロセスをスピードアップするかを紹介した動画をご覧ください。
小型のバイオリアクター
MiniBioのコンパクトな設計のおかげで、貴重な作業スペースに複数のシステムを設置することができます。これまでにないほど、並列でのプロセシングが簡単に行えます。
スケーラブルな結果の取得
少量で培養を行うことで、多くのデータをすばやく得ることができます。研究者は、スケール・アップを簡素化できる信頼性の高いデータが得られます。
製品仕様
MiniBio 250 |
MiniBio 500 |
MiniBio 1000 |
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最大容量(mL) | 290 | 550 | 1250 |
有効容量(mL) | 200 | 400 | 1000 |
最小使用可能容量(mL) | 50 | 100 | 200 |
最大容量におけるアスペクト比 | 2.3 | 2.1 | 2.3 |
有効容量におけるアスペクト比 | 1.6 | 1.5 | 1.9 |
外寸(d x h) | 180 x 400 mm | 195 x 400 mm | 200 x 550 mm |
オートクレーブ滅菌部の外寸(d x h) | 180 x 250 mm | 195 x 250 mm | 200 x 400 mm |
駆動システム | ダイレクト駆動、リップシール | ダイレクト駆動、リップシール | ダイレクト駆動、リップシール |
最大撹拌速度(rpm) | 50~2000 | 50~2000 | 50~1750 |
インペラーの最大先端速度(m/s) | 2.3 | 2.9 | 3.5 |
インペラー | ラシュトン型とマリン型から選択 | ||
ガススパージャー | 多孔性スパージャー、オープンパイプ・スパージャー、ジェット・スパージャー | ||
ガスオーバーレイ | 有 | ||
排気 | 電気冷却式排気コンデンサー (37°C、2 vvmでの蒸発量<4%/日) |
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サンプリング | 固定のサンプリングパイプ (オプションのサンプリングシステムあり) |
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ドレーン | 高さ調整可能なドレーンパイプ | ||
添加 | 固定インレットポート4か所 (オプションのマイクロ液体インジェクターあり) |
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pH | 測定:8 mm 従来型pHセンサー 制御:酸ポンプ(可変速ポンプ)またはCO2ガスをアルカリポンプ(可変速ポンプ)と組み合わせて制御 |
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DO2 | 測定:LumiSens光学式DO2センサー 制御:N2、空気、O2(標準:ニードルバルブ、オプション:MFC)および撹拌を組み合わせて制御 |
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温度 | 測定:トッププレートのサーモウェル内のPt-100センサー 制御:電気冷却・加熱ジャケットからバイオリアクターの壁面を介して制御 |
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発泡 | 測定:高さ調整可能な導電率式フォーム(発泡)センサー 制御:消泡剤の添加(可変速ポンプ) |
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水位 | 測定:高さ調整可能な導電率式水位センサー 制御:液体の注入/排水用可変速ポンプで制御 |
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オプションのインレット | セプタム、ケモスタットチューブ、液体注入システム | ||
オプションのセンサー | バイオマス、光学濃度、オフガス(O2およびCO2)、重量バランス |
Applikon MiniBioは以下の用途に最適です。
- スクリーニング試験
- 培地の最適化
- プロセスの最適化
- 微生物および細胞の培養
- バッチ培養、流加培養、灌流培養、連続培養