MAC Brain
麻酔深度をコントロール
全身麻酔用モニタリングツール
薬物動態により、呼気終末麻酔薬濃度 MAC と標的器官との間の薬剤濃度に時間的な遅延が生じます。
MAC Brain は、その差を視覚化し、薬剤投与と投与プランの改善を支援します。
Flow ファミリーのすべての麻酔器に搭載されている独自の機能です。
MAC Brain の仕組み
画像は、Flow ファミリー麻酔システムのインターフェースです。
呼気終末麻酔薬濃度 MAC と MAC Brain が画面左下に表示されています（緑色の枠の部分）。このインターフェースの画像は、2 つの値の差が最も大きくなることが多い麻酔導入中に撮影されたものです。
MAC Brain は、基礎研究と薬物動態モデルに基づくアルゴリズムにより画面上に可視化されます。V4.7 ソフトウェアに含まれるオプションであり、必要に応じて表示または非表示にできます。
MAC Brain の潜在的な利用分野
MAC Brain 早期導入施設によると、以下の用途が明確になりました。
- 麻酔深度をモニタリングする際、特に導入中や覚醒中に、詳細な情報を取得
- 患者に対する過剰投与または過少投与のリスクがある際の追加情報を取得
この図は、MAC Brain を手術中に使用するメリットについての早期導入者の回答を示しています。 [4]
麻酔器のためのイノベーション
ゲティンゲの Flow 麻酔テクノロジーは、個々の患者に合わせた最適なフローを、呼吸ごとにリアルタイムで微調整して送出しています。
